カラダと地域のまんなかに 東北大学病院Webマガジン「へっそ」
冬は乾燥する時期。皮膚の乾燥からしばしば痒みを生じ、掻くと粉をふいたようになり、さらに痒みが増します。そんな時には、古くから当帰飲子(とうきいんし)という有名な漢方薬が用いられてきました。皮膚に潤いを与えて再生を促したり、痒みを抑える生薬が含まれています。長期内服するとむくむことがあるので、症状が改善したら減量していきましょう。