カラダと地域のまんなかに 東北大学病院Webマガジン「へっそ」
風邪がこじれたときの「発熱が続きなかなか解熱しない」「のどが赤く腫れて痛む」「咳が止まらず黄色いネバネバの痰が出る」などの症状について。漢方では、風邪による炎症が体の中に及んでくると、このような症状が出ると考え、麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう)という漢方薬がよく用いられます。咽喉頭や気管支の炎症を抑える効果を持っており、のどの痛みを軽減して咳を鎮め、痰を切れやすくしてくれます。