日本の臓器移植の状況
1997年に「臓器移植法」が施行され脳死下での移植が始まりましたが、移植数は多くありませんでした。2010年の法改正でご家族の承諾があれば臓器提供ができるようになり、少しずつ増えています。ただし、世界的にみるとまだまだ少なく、アメリカでの年間約9000件に比べ日本では約90件となっています。
自分の意思を表示する方法
「意思表示カード(ドナーカード)」によって移植に対する意思を表すことができます。また、今は健康保険証や運転免許証の裏でも意思を表示できるようになっています。ぜひ、ご家族などと話し合って記入してみてください。
医療にまつわる素朴な疑問「教えて!hesso!」
Q.臓器を提供する側と受ける側の年齢差があっても大丈夫?
A.医学的な理由で年齢差を考慮する場合もありますが、基本的には全ての年齢の方に臓器提供の可能性があります。