子どもが入院と言われました。医療費の支払いが心配です。何か活用できる制度はありませんか?
子ども医療費助成は、市町村により所得制限や支給範囲年齢などの条件が異なります。助成の対象になると「受給者証」が発行され、窓口での医療費負担が無料になります。ただし、入院等で高額な医療費がかかる場合には、事前に、加入している保険団体から「限度額適用認定書」を取得する必要があります。また、厚生労働省が定めた難病に対する助 成として小児慢性特定疾病などがあげられ、病名だけでなく認定基準をクリアしている場合に助成されます。さらに、18歳以下で外科的な手術が必要と判断された場合には、育成医療の申請をすると医療費を軽減できます。子どもの医療制度はとても複雑な ので、医療ソーシャルワーカーにご相談ください。(回答者:医療ソーシャルワーカー 吉原 千佳)