カラダと地域のまんなかに 東北大学病院Webマガジン「へっそ」
小児歯科 福本 敏
指しゃぶりは、赤ちゃんの口腔機能の発達や精神的な安定に重要であると考えられていますが、通常は2歳ぐらいまでに消失します。指しゃぶりが長期にわたって行なわれると、出歯や顎をずらして咬むなど歯並びの異常を生じ、何らかの歯並びの治療が必要となることも少なくありません。歯並びへの影響を極力少なくするためにも、3歳を目処にやめることを目標としましょう。