いつもの食事に100gの野菜を
食事は、「主食 + 主菜 + 副菜」の組み合わせが基本です。それぞれに栄養学的な役割があるため、健康な生活にはどれも欠かすことができません。
私たちが提案するのは、毎日の献立に一定量の野菜を追加すること。今の食事を変えず、100gの野菜をプラスすることが、全体の栄養バランスを改善する第一歩となります。このレシピでは、スーパーで手に入れやすい野菜を使い、一種類の野菜から3パターンのレシピを提案しています。ぜひ新しい味に挑戦してみてください。
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「hesso(へっそ)」について
東北大学病院は百年以上にわたり日本の医学?医療の発展に貢献してきました。その一方で、地域を守ることも大きな使命とし、東北地方の要として地域の医療を支えています。このような当院の取り組みや健康に関する情報を分かりやすくお伝えするため、2013年10月に広報誌「hesso(へっそ)」を創刊しました。このレシピ本は、食を通じて地域の皆さまの健康に貢献することを目的に創刊から18号まで連載した「野菜を食べる副菜レシピ」を1冊にまとめたものです。
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栄養管理室からのメッセージ
食事は「主食+主菜+副菜」の組み合わせが基本です。それぞれに栄養学的な役割があるため、どれが欠けても健康な生活は維持できません。患者さんとお話をすると「野菜不足」を感じます。でも、「野菜っていつもサラダやお浸しばかりで、他にどうやって食べたらいいのかわからない」という声をよく聞きます。このレシピ本はそんな悩みを解決してくれる1冊になると思います。私たちも日々の食事に活用しています。この本を通じて多くの皆さまの疾病予防や健康に貢献できれば幸いです。
このレシピ本は、2019年に実施したクラウドファンディング「東北大学病院オリジナルレシピ「野菜を食べる副菜レシピ」を広めたい!」に寄せられた多くの皆さまのご支援により発行しました。