嚥下治療センターは、上手く飲み込めない、食べられないといった症状をお持ちの方を対象にしています。美味しく安全に食事をするためには、のどや口の状態や機能に加えて、全身の状態や生活環境などを含めた多角的な専門的評価とその評価に応じた専門的な治療やリハビリテーションが必要です。そのため、当院では耳鼻咽喉?頭頸部外科、肢体不自由リハビリテーション科、内部障害リハビリテーション科、咬合回復科、口腔機能回復科、顎顔面口腔再建治療部、看護部、リハビリテーション部、栄養管理室、歯科衛生室などの多くの皇冠比分网_足球比分¥投注app官网が協働して一人の患者さんに向き合っております。
嚥下治療センターでは毎週合同カンファレンスを実施することで、のどや口、リハビリテーション、栄養管理などの専門分野が連携し、最適な治療法を選択、提供できるように努めております。また、この合同カンファレンスを通じて、地域の病院や診療所、施設、ご家族などと適切に情報共有することで、シームレスな病診連携を構築することを目指します。
嚥下合同カンファレンスの様子
嚥下治療センターでは、入院中および外来の患者さん、どちらも受け入れを行っております。入院中の方は、手術の前後など必要と判断された場合に主治医より当センターに紹介されます。その他、入院中に上手く食べられない、飲み込めないと感じる場面がありましたら、主治医や看護師にご相談ください。外来の患者さんの受診には、かかりつけ医の先生などからの紹介状が必要となります。また、当外来は完全予約制となっておりますので、受診の際には、紹介元の先生が「東北大学病院耳鼻咽喉?頭頸部外科摂食嚥下センター外来」受診の予約を取得する必要があります。
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