当診療科は、近年の医用画像モダリティーの多様化と医用情報の利活用の高度化に対応すべく、今年4月より「口腔診断科」から「顎口腔画像診断科」に名称を変更いたしました。
近年の歯科医用画像は、口内法やパノラマなどの2次元画像から、歯科用CTや口腔内スキャナなどの3次元デジタル画像へと変化し、デジタル技術の応用によるさまざまな医療支援システムが開発されています。CT、 MRI、超音波診断装置、核医学などを用いた画像診断を主な業務とし、医科部門の放射線診断科および放射線部と協力し、安全な検査の実施と質の高い画像読影に務めております。また、インプラント治療シミュレーションなどの画像データを用いたさまざまな診療支援も行っています。診断の難しい症例や治療シミュレーションなどの診療支援が必要な患者さんがいらっしゃいましたら、ぜひご紹介ください。